終活を始める際の3つの心構えについて

年齢も年齢になってきて、そろそろ終活をしようと思うが、具体的には、何からすればいいのか?

という相談を受けました。

一般的には、オーソドックスなやり方は決まっています。

財産を整理して、葬儀とかお墓とか自分の死後のことを決めて、遺言を作成して・・・

そんな感じになるでしょう。

だけど、ひとりひとりの「終活」の意味合いは結構異なっていて

終活を「なぜ」しようと思うのか、というそのご本人の気持ち次第で、終活の何に重きを置くかも変わってくることになるでしょう。

大きな方向性でいえば、

① 自分の人生を総括する

② 残りの余生を充実させる

③ 残される家族に迷惑をかけない

ということになります。

【 ① 自分の人生を総括する 】

自分の人生を振り返ってみて、自分は何をやってきたか、自分の人生にはどんな意味があったのか、そういうことに思いを巡らせることは、決して無意味なことではないでしょう。後悔することもあるかもしれないし、まあまあこんなものか、と納得できることもあるかもしれない。自分史を作成して客観的に眺めてみるのも終活の一つです。

【 ② 残りの余生を充実させる 】

人生の総括と関連しますが、結局、過去を振り返ってあーだこーだと嘆いてみても、時間はさかのぼれません。そうすると、大事なことは、今、そして、これからどうするか、ということに思い至ることでしょう。 この観点からは、不安に思っていることや、心配事をなるべく取り除いて、すっきりした気持ちで余生を過ごすということが大事な目的になるでしょう。

【 ③ 残される家族に迷惑をかけない、そして感謝を伝える 】

自分のことや、自分が財産を残したことで、死後、家族に迷惑をかけたくはないものです。そして、あなたの人生は、今までもこれからも「あなただけ」で生きてきたわけではありません。必ず誰かの助けや支えがあって今に至るはずです。いがみあったこともあったかもしれませんが、それでも一緒に関係を持ちながら生きてきた人たちがいます。
 そういう人たちが困らないように色々生前整理をすること、残される家族らに感謝の気持ちをしたためることは、とても重要なことです。

このように、これらの観点は相互に関係しあっているので、どれか一つを選ぶというものではありませんが、ご自身の中でこういう目的で終活をするんだということを意識されることで、より充実した終活になることと思います。